ジャイロ系 スイングユニット修理
距離の伸びた車両や重いものを運ぶ車両が多い為定期的なOHが必要になります。
ロックをかけてもぐらつく場合やスイングのがたが多い場合はナイトハルトラバーやスライドブッシュの交換が必要です。
左から ジャイロX ジャイロキャノピー ジャイロUP
ジャイロキャノピーは重量があるためかショック下部のブッシュとブラケットに取り付ける左前のブッシュがよく傷んでいます。
ショック下部のブッシュがちぎれかけています。
ケース左前側のブッシュがへたりシャフトが削れています。
シャフト後部のオイルシールが損傷している場合はシャフトにダメージが見られます
付いていたジョイントシャフトと新品ジョイントシャフト
ジャイロX用 (後期) 分解
ワイヤーとショック,前後のボルトを外しケースを外します
上から止まっているM6.M8のボルトを外し上側のケースを外します
ナイトハルトラバーは取り付けると変形するため交換します
ギア(スイングロックプレート)の減り具合を確認します
まっすぐ立たない場合はラバーのヘタリもありますがギアのすり減っている(欠けている)場合もあります
# ワイヤー調整の不良でもロックが不十分の場合もありますので始めはワイヤーを確認
ピンと22mmナットを外せば分解できます
オイルシール、スライドブッシュ、ダストシール(後期)を交換します
スライドブッシュには爪の位置により前後、上下の向きが決まっています。
交換後のブッシュ(プーラーにて抜き替え)
OH済みのスイングユニット(左から UP キャノ X)
三種類は取り付け部のブッシュ、ナイトハルトインナー、ジョイントシャフトが異なります。
ジャイロX用のナイトハルトインナーを使うと左右の動きが柔らかく?なります。
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